家庭や社会生活から出るゴミは、生ゴミから粗大ゴミ(耐久消費財や不燃物)まで幅広いため、処分場(埋立地)から浸出する汚水が大きな問題です。したがって、浸出汚水の水量・水質の変動に対して、万全の対応ができることが、地域住民への必要最小限の配慮となります。


装置仕様例
| 汚水量 | 300m3/日 |
|---|---|
| 流入水質 | BOD200mg/l、COD300mg/l、SS200mg/l、T-N300mg/l、Ca500mg/l |
| 放流水質 | BOD10mg/l、COD10mg/l、SS10mg/l、T-N8mg/l、Ca100mg/l |
| 処理方式 | 凝集沈殿+生物処理+凝集沈殿+砂ろ過+活性炭吸着+消毒 |
| 型式 | 全地下密閉型 |
| No. | 工程 | 処理方式 | 作用 |
|---|---|---|---|
| 1 | プロセスI | 凝集沈殿処理(1)(アルカリ性凝集) | Ca,重金属の除去 無機性・有機性SSの除去 |
| 2 | プロセスII | 生物処理(硝化・脱窒) | BOD,COD,Nの除去 |
| 3 | プロセスIII | 凝集沈殿処理(2)(酸性凝集) | SS状、巨大分子状、コロイド状の有機物(COD)の除去 |
| 4 | プロセスIV | 凝集沈殿処理(3)(フェントン処理) | 中分子量状有機物(COD)の除去 |
| 5 | プロセスV | ろ過・活性炭吸着 | 残存COD,BOD,SS,org-Nの除去 |
| 6.0 | プロセスVI | 消毒 | 消毒 |
