大型合併処理浄化槽

(コンクリート製) フジヨシAWC型

本体のユニット化で施工が容易。
最小限の設置スペースで抜群の浄化力!

※ イラストはAWC-T型のイメージ図です。実際の浄化槽とは多少異なります。

特長

設計条件 処理対象人員を選ばす、どんな処理方式でもOK!
工期 ユニット化による効果的施工で短期間
設置条件 設置場所を選ばず、どんな変則敷地でもOK!
防・耐水性 抜群で、地下水に対する心配もない
価格 ユニット化による量産でコストダウン
品質 工場生産管理による徹底した高品質管理
維持管理 簡単で容易
上部積載 強度が充分あるため、駐車場も可能

沈殿分離槽タイプ AWC-T型

  • 51~500人槽

フローシート

接触ばっ気方式

流量調整槽タイプ AWC-R型

  • 51~500人槽の場合

フローシート

接触ばっ気方式
長時間ばっ気方式

上表は、代表例を記載してあります。

(コンクリート製) フジヨシAWB型

躯体施工状況

特徴

  • 二次製品による躯体造で現場打躯体工期に対して1/4も短期できます。
  • 強度が十分にあるため上部を駐車場として利用でき、スペースの有効活用がはかれます。
  • 防水性・耐水性は抜群で地下水に対する心配がありません。
  • 1つの躯体に設備を集約でき、原水ポンプ槽の組み込みも可能です。
  • 工場生産による徹底した品質管理により高品質を実現します。
  • 潜函工法の採用により高価な土留工事が不要となり、コストダウンをはかることができます。
  • 食品排水、病院排水、工場排水等の産業系廃水処理にも対応できます。
  • コンクリートの躯体は上部を災害用マンホールトイレとして利用可能で緊急時のトイレ環境整備に役立ちます。

施工対応対象人員

  • 51人〜500人

処理方式

  • 接触ばっ気方式、担体流動・担体ろ過方式、膜分離方式

処理水質

  • 20〜5mg/L(BOD)

(コンクリート製) フジヨシMS型

担体流動槽MS型 51〜10,000人槽

MS型は、流量調整型担体流動・担体ろ過方式を採用しております。対象建物より排出される、生活排水(し尿+雑排水)を合わせて処理します。
PC管製品(MSC型)、RC現場打設型(MSR型)等、現場の諸条件に合わせて選択でき、さらに、産業排水処理型としての利用も可能とし、PC管製品(MSC-S型)、RC現場打設型(MSR-S型)を取り揃え、高性能な中規模合併処理浄化槽及び産業排水処理システムとしました。

処理方式の概要

流量調整型担体流動・担体ろ過方式は弊社独自開発の処理方式です。流量調整型担体流動槽では、汚水中のBODは散気装置によって流動担体と共にばっ気処理撹拌を受けながら担体中に高濃度に保持された微生物の働きにより生物酸化処理されますが、本槽の大きな特徴として、流量調製部と移送装置を設けることで流量調整機能を持たせており、本槽単独で流入汚水の水量負荷変動を吸収・緩和しながら生物処理を同時に効率的に行っています。
その後、汚水は担体ろ過槽へ導かれ、充填されたろ過担体により上向ろ過を受けてSSが除去され、続いて処理水槽を経て消毒槽で消毒され、放流水として排出されます。担体ろ過槽、1日に2回、流入のない深夜時間帯に逆洗を行い、担体に付着したSSを洗い落として剥離汚泥として汚泥濃縮貯留槽へ送り、濃縮・貯留します。処理水槽の水はその工程で担体洗浄水として用いられます。

装置の概要

処理方式 流量調整型担体流動・担体ろ過方式
処理対象人員 51〜10,000人
日平均処理汚水量 2.55〜2,000m3/日
流入水質 BOD 100~590mg/L
文書番号 国往指第2686号
認定番号 DW3N-0076
認定年月日 平成18年3月13日

処理水質

水質項目 BOD COD SS n-Hex抽出物 大腸菌群数 pH
フジヨシ MS型 20mg/L以下 30mg/L以下 15mg/L以下 10mg/L以下 3,000個/cm3以下 5.8〜8.6

(FRP製) フジヨシFCD-W型

処理方式 固液分離型流量調整付担体流動生物ろ過循環方式
(建築基準施行令第35条第1項の規定による)
水質項目 BOD SS n-Hex
流入条件 50〜600mg/L 250mg/L 25mg/L
処理性能 日本建築センター性能評価値 20mg/L以下 15mg/L以下 3mg/L以下
国土交通大臣認定値 20mg/L以下 20mg/L以下
  • 浄化槽法に基づく型式認定品
  • 建築基準法に基づく型式適合認定品

概略フローシート

平面図

断面図

仕様

人槽(人) 日平均処理水量(m2/日) 最大幅 W(mm) 本体深さ H(mm) 流入管底 H1(mm)
51〜1,500 10.2〜140 2,500 2,770〜3,070 600〜900
  • 本体深さ、流入管底の最大値は嵩上げ(最大300mm)を付けた状態です。
  • 流入管底は処理対象人員・汚水量により最大値に出来ない場合があります。
  • 処理対象人員、流入汚水量、流入管底により、槽長さ、槽配置が異なります。また、建築用途によりし尿成分の多い場合があり、処理性能を満足できない場合がありますので、詳細に関しては弊社へお問い合わせ下さい。

保守点検回数

51~500人槽 4回以上/年間、501~1,500人槽 12回以上/年間

清掃回数

6ヶ月に1回以上

(FRP製) フジヨシFCD-I型

処理方式 流量調整担体流動生物ろ過方式
(建築基準施行令第35条第1項の規定による)
水質項目 BOD COD SS
流入条件 50〜590mg/L
処理性能 日本建築センター性能評価値 15mg/L以下 30mg/L以下 15mg/L以下
国土交通大臣認定値 20mg/L以下 30mg/L以下 20mg/L以下
  • 浄化槽法に基づく型式認定品
  • 建築基準法に基づく型式適合認定品

概略フローシート

平面図

断面図

仕様

人槽(人) 日平均処理水量(m2/日) 最大幅 W(mm) 本体深さ H(mm) 流入管底 H1(mm)
51〜500 2.55〜100 2,500 2,770〜3,070 600〜1,600
  • 本体深さ、流入管底の最大値は嵩上げ(最大300mm)を付けた状態です。
  • 流入管底は処理対象人員・汚水量により最大値に出来ない場合があります。
  • 処理対象人員、流入汚水量、流入管底により、槽長さ、槽配置が異なります。また、建築用途によりし尿成分の多い場合があり、処理性能を満足できない場合がありますので、詳細に関しては弊社へお問い合わせ下さい。

保守点検回数

1回以上/2週間

清掃回数

2週間(※1ヶ月)に1回以上
※標準は2週間の設計ですが、案件により1ヶ月の場合もありますので仕様書を確認ください。

(FRP製) フジヨシFTZ型

処理方式 担体流動ろ過循環方式
(建築基準法施行令第35条第1項の規定による)
処理対象人員 51人~2380人
水質項目 BOD COD SS
日本建築センター性能評価値 20mg/L以下 30mg/L以下 10mg/L以下
国土交通大臣認定値 20mg/L以下 30mg/L以下 10mg/L以下
  • 浄化槽法に基づく型式認定品
  • 建築基準法に基づく型式適合認定品

概略フローシート

平面図

断面図

仕様

人槽(人) 日平均処理水量(m3/日) 最大幅 W(mm) 本体深さ H(mm) 流入管底 H1(mm)
51〜2,380 2.55〜119 2,500 2,800〜3,100 650〜1,600
  • 本体深さ・流入管底の最大値はかさ上げ(最大値300mm)をつけた状態です。
  • 流入管底は処理対象人員・汚水量により最大値にできない場合があります。
  • 処理対象人員、流入汚水量、流入管底により、槽長さ槽配置が異なります。
  •  建築用途によりし尿成分が多い場合があり、処理性能を満足できない場合がありますので、詳細に関しましては弊社へお問合せください。

保守点検回数

1回以上/3ヶ月

清掃回数

6ヶ月に1回以上

(FRP製) フジヨシFRZ型

処理方式 流量調整型担体流動ろ過循環方式
(建築基準法施行令第35条第1項の規定による)
処理対象人員 51人~10000人
水質項目 BOD COD SS pH n-Hex 大腸菌群数
日本建築センター性能評価値 20mg/L以下 30mg/L以下 10mg/L以下 5.8~8.6 20mg/L以下 3,000個/L以下
国土交通大臣認定値 20mg/L以下 30mg/L以下 10mg/L以下 5.8~8.6 20mg/L以下 3,000個/L以下
  • 浄化槽法に基づく型式認定品
  • 建築基準法に基づく型式適合認定品

概略フローシート

平面図

断面図

仕様

人槽(人) 日平均処理水量(m3/日) 最大幅 W(mm) 本体深さ H(mm) 流入管底 H1(mm)
51〜10,000 2.55〜1000 2,500 2,800 650〜1,700
  • 本体深さ・流入管底の最大値はかさ上げ(最大値300mm)をつけた状態です。
  • 流入管底は処理対象人員・汚水量により最大値にできない場合があります。
  • 処理対象人員、流入汚水量、流入管底により、槽長さ槽配置が異なります。
  •  建築用途によりし尿成分が多い場合があり、処理性能を満足できない場合がありますので、詳細に関しましては弊社へお問合せください。

保守点検回数

1回以上/2週間

清掃回数

2週間(※1ヶ月)に1回以上
※標準は2週間の設計ですが、案件により1ヶ月の場合もありますので仕様書を確認ください。